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豊後水道タチウオ第3戦
全国的に大量発生し
釣り人を困らせていたサバフグも
海水温の低下とともに少なくなってきたようで
テンヤやラインのロストを気にせず釣りができそうだ。
久々の凪予報。
べた凪の豊後水道をすべるように1時間ほどのクルージングで
ポイント到着。
前日金曜日はトップ40本で半数はF4以上と
数型ともに今シーズンで一番よかったそうだ。
今日は期待できるかも。
本日の特選素材。
タチウオのしっぽ
今や高級魚のサンマ
飲ませ釣りで使っていたコノシロ
去年の残り物ウルメ大 半身の塩漬け
ドラゴン一本に的を絞るなら
ウルメ大の一本付けがいいんだけど
海中で何度もかじられたり 合わせそこなっていると
エサ持ちがよくないのでバラバラにされて
アタリが続かなくなってしまう。
硬いタチウオのしっぽを芯にしてサンマやイワシを巻くと
何度アタックされても何度合わせそこなってもアタリが続く。
釣り上げてからのエサの付け替えも不要で
一度のエサ付けで5〜6本は大丈夫
手返しのスピードもUPするので
結果的に数釣りはできるが
中小型のアタリもどんどん掛けにいくので
平均サイズはどうしても下がってしまいがちになる。
昨日も朝の引き残りがよかったという言葉通り
釣り開始早々からヒット連発。
F3〜F5サイズが次々とヒット。
F5サイズ以上になると 引きも強烈。
電動リールがうなりをあげる。
今日は第2土曜日で漁師は休み。
その代わり1日凪予報だったので
広島や松山などからも多くの遊漁が来ている。
潮が止まったせいか
朝のラッシュが終わり
ポツポツモードになってしまった。
期待していたF6F7のドラゴンサイズは釣れなかったが
F5サイズを頭に20本近くと開幕ダッシュに成功。
F2.5サイズも混じるが
先月までの食いの悪さを考えると
十分な釣れ具合だ。
サバフグの姿も時々確認されたが
気になるほどでもなく
タチウオ釣りに専念できる。
隣で釣られていたベテランの釣り師の方は
ウルメ大の一本付テンヤで
ロッドでのシャクリは一切行わず 私とは対照的に
電動タダ巻きのストップ&ゴーだけの動きで
F5サイズ以上の良型をたくさん揚げている。
10月から1月のシーズン中は週2〜3回、
30〜40回ほど ここでタチウオを釣られているだけのことはある。
シャクリ疲れたわけではないが
定速巻置き竿釣法?
このやり方でも何本かは獲れたが
どうも性に合わない。
やっぱりティップランばりにシャカシャカ&ステイで
ポンとはティップが戻るアタリをとるのが楽しい。
時間の経過とともに食いはどんどん渋くなり
午後からはほとんどアタリがなくなってしまった。
やはり大型ドラゴンをしとめるためには
・テンヤには大きいウルメイワシを付けること
・小型タチウオの小さいアタリで合わせないこと
・テンヤを動かし過ぎないようにすること
分かっちゃいるけど なかなかできないんだよな。
心配されていたサバフグ被害(テンヤロストもラインカットも0)もなくなり
ようやく本来の釣りができるようになった。
後半失速してしまったがF5サイズが釣れただけでもよしとせねば。
これからシーズン後半に向けて
さらに食いがよくなってくれることを願っておこう。
本日の釣果 タチウオ 35匹